各地の砂浜の海岸線に広がる松原の風景。
私が住んでいる津屋崎の海岸線にも、当たり前の風景として存在している松原。厳しい海からの風や砂が飛んでくるのを防いで和らげる役目をしてくれている。砂地で潮風にも強い黒松を植えることで厳しい自然から人々の暮らしを守り分断することなく和らげて繋げてくれている。おかげさまで木々の間からは心地よい風が抜け海や夕日が垣間見えるのが美しい。人々の暮らしの営みが自然の風景に溶け込んでいる「好きですね」
私が今後是非やりたいことは、この曲がりくねった黒松で津屋崎に建てる建物の小屋組みを作りたいのです。海岸の風景と建築が繋がり小屋組みを見ることで松原、海、夕日等津屋崎の美しい風景を大切にする心が育ってほしい。何より津屋崎にしかない建築ができることで津屋崎らしい魅力的な風景が出来上がっていくのではないでしょうか。