家を計画するにあたり、まず考えたことが計画地が歴史ある古いまちなみが残る一角で施主も初めて住む場所になることもあり、この土地、地域、まちなみに寄り添いたいという気持ちでスタートしました。

時間を積み重ねることで地域の風景にもなじんで、まちなみの一員になれるように素材や配置等を決めていきました。境界も明確に分けずあいまいな感じにすることでのびやかな敷地に感じられます。

家の中からは、まちなみの風景や自然を感じられるように窓の配置等を決めて内と外の繋がりや一体感を感じることができます。また部屋の間仕切りもなるべく少なくして空間の繋がり家族の一体感が感じられる空間になっています。

コンパクトな家を感じさせない、のびやかで一体感のある地域と繋がりまちなみに寄り添う家です。